シックハウス症候群にならないために注文住宅を建てよう

公開日:2018/10/01  最終更新日:2021/11/17

注文住宅を検討している際に「シックハウス症候群」という名前を聞いたことある方は多いと思います。ですが、どんな症状がでるのか、原因はなんのか、予防はあるのかなど、わからないことも多いですよね。今回は、そんなシックハウス症候群について、色々まとめましたので、ぜひ読んでみてください。

シックハウス症候群って?

シックハウス症候群とは、建材や調度品などから発生する、化学物質、カビ、ダニなどによる室内空気汚染等とそれによる健康被害のことです。近年は、建物の高気密化や防虫剤、防カビ剤、接着剤など、化学物質を使用している箇所が増えています。本来なら、快適にするための化学物質に過敏に反応して、体調が悪くなる、シックハウス症候群になってしまう人が多くなっているということです。このシックハウス症候群は、医学的に確立した単一の疾患ではなく、居住に由来をする様々な健康被害の総称を意味する用語として使用されています。

シックハウス症候群はどんな症状が出る?

主な症状として、「鼻水」「のどの乾燥」「吐き気」「頭痛」「湿疹」「めまい」「目がチカチカする」「せき」などがあげられます。症状は人によって様々です。自律神経失調症や更年期障害だと思っていたのが、実はシックハウス症候群だったというケースもあるそうです。なので、家の新築や改築後にこういった症状が出た場合はシックハウス症候群を疑ってみても良いかもしれません。

シックハウス症候群になる原因は?

シックハウス症候群には、様々な発症要因があります。ですが、「有害な化学物質やカビ、ダニなどの原因物質が室内にある」「室内の気密性が高い」「あまり換気をしない」という3つの条件が揃うと発症はしやすくなります。「有害な化学物質やカビ、ダニなどの原因物質が室内にある」というのは直接的な原因、「室内の気密性が高い」のは住宅の性能自体が上がっているから、そして「あまり換気をしない」は住まい方や生活習慣によるものです。
そんな、シックハウス症候群の直接的な原因となってしまう、化学物質やカビ、ダニについてもう少し詳しく解説をします。

化学物質

まず、化学物質です。この化学物質は主に家に使用された建材や家具などに含まれており、そこから発生する有毒なガスが健康へ影響を与えます。中でも1番怖いのが、発がん性が指摘されている「ホルムアルデヒド」です。このホルムアルデヒドは2003年に建築基準法が改正され、発散量に応じて等級が付けられるようになったため、それ以外の物の使用はできなくなりました。さらに、そうしてわかりやすく等級が付けられたため、家を建てる際やリフォーム時に私たち自身でもチェックがしやすくもなりました。ですが、このホルムアルデヒドは、定められた基準内であれば使用はできます。なので、しっかり予防をすることは大切です。
他にも建材などに含まれていることがある化学物質は、防カビ剤や香料などに含まれる「アセトアルデヒド」、内装材、家具などの接着剤や塗料に含まれる「トルエン」「キシレン」「エチルベンゼン」、防アリ剤、農薬である「クロルピリホス」、ポリスチレン樹脂、合成ゴムなどに含まれる「スチレン」などがあります。

カビやダニ

カビやダニの多くは、日常の生活の中で発生していきます。例えば、久しぶりにエアコンをつけた時に、出てくる風がちょっと臭いと感じた場合、カビの胞子が風に含まれており、飛び散っている可能性があります。たかがカビだと思う方もいるかもしれません。ですが、カビの胞子を吸い続けていると、集中力の低下やアレルギー症状、身体がだるくなるなどの健康障害がおこることもあります。さらに、からだに虫刺されのような跡があり、かゆみもあるときは、ソファや絨毯、畳、布団などにダニが発生している可能性があります。
どちらも、エアコンやソファ、絨毯などの掃除が不十分なことや、室内の空気がこもっており、換気できていないため生じたものです。

近年では、住宅の高気密化・高断熱化などが進み、化学物質による空気感染がおこりやすくなっています。人に与える影響は個人差がとても大きく、同じ部屋にいるのに全く影響を受けないという人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。

シックハウス症候群を防ぐには?

建材や家具はきちんと選ぶ

シックハウス症候群を防ぐ方法は色々ありますが、やはりまずは原因を作らないという意味で、家を建てたり改築する際の建材や家具をきちんと確認して、選ぶことが大切です。新築や改築の際、設計の段階で業者としっかり話し合いを行い、自分の希望を伝えましょう。最近では、「健康志向」の建材を使用するなど、シックハウス症候群の対策をしている業者も多いです。住宅性能表示制度や、室内環境配慮マークなど、わかりやすい基準や表記も非常に増えています。

窓開け(通風)と換気

窓開けや換気はシックハウス症候群の基本的な対策です。近年は、住宅の気密性が上がり、化学物質などがどうしても蓄積しやすい環境にあります。なので、窓開けによる通風や、換気をすることが非常に大切です。窓開け屋換気は、化学物質への対策はもちろん、カビやダニなどの予防にも効果的です。改正建築基準法によって、新築住宅雛24時間換気節義の設置は義務付けられています。ですが、音がうるさいことや、空気の流れで寒さを感じる等の理由で利用をしない方も中にはいます。シックハウス症候群の予防には、換気が重要な意味を持っているということを忘れないようにしましょう。

生活上の注意

現代の生活は、知らないうちに化学物質を増やしてしまう要素がたくさんあります。例えば、床のワックスや殺虫剤、芳香剤や消臭剤などです。影響の程度は人によって異なりますが、小さい子供がいたり、呼吸器の弱い方がいる家庭では、できるだけ使用をしないか、自然素材の物を使うようにするのが大切です。
またカビやダニを予防するために、日々の生活でこまめな掃除を心がけるのも大切です。

まとめ

ここまでシックハウス症候群について色々まとめましたが、いかがだったでしょうか。建材等から発生する化学物質などが原因で起きる可能性のあるシックハウス症候群は、発症してしまうと色々な化学物質に敏感になり、香水や合成樹皮などの製品にまで反応してしまい、体調を崩してしまうなんてことになりかねません。
なので、建材や家具などをしっかり選ぶことや、日々の換気や掃除を徹底し、きちんと対策をすることがとても大切です。最近は、健康志向の建材やシックハウス症候群の予防に力を入れている工務店、ハウスメーカーも非常に増えています。注文住宅を建てる際には、ぜひ気を付けてみてください。

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